今回は、国内人気プロテイン あなたに最適なプロテインの選び方 についてまとめました。
私はプロテイン成分の研究開発をおこなっており、各メーカから出されているプロテイン成分の調査をおこなっています。
今回、各メーカから出されたプロテイン成分を明らかにし、あなたの目指す体型にあったプロテインを提案いたします。
■プロテインの選び方 マイプロテイン編

今回は、最適なプロテインの選び方について、プロテイン成分比較を行いあなたが取るべきプロテインをご提案いたします。
プロテインは最強のサプリメント
プロテインとは
プロテインとは、日本語で言うと「タンパク質」を意味します。
ただし日本で「プロテイン」と言うと、タンパク質成分単体というよりも、高タンパク質なサプリメントとして使われることが多いです。
特に日本における「プロテイン」は、プロテインパウダーを指すことが多くあります。
しかし厳密には、プロテインパウダーには、飲みやすくするように、味覚量で合ったり、脂質や炭水化物成分が含まれるため、プロテインパウダー量 = タンパク質量 とはなりません。
プロテインを飲むべき人
一般的な認識として、プロテインは、筋トレや運動をする人が摂るサプリメントという認識が広がっています。
また人によってはプロテインは、筋肉をつけたい人が飲むものというイメージがあるかと思います。
しかし、プロテインは全ての日本人が飲むべきサプリメントです。
日本人が1日に摂取するべき栄養成分の中で、タンパク質が足りていない問題があります。
これは日本食が糖質に偏っているため、タンパク成分がどうしてもたりないません。
そのため、日々の食事からのプロテイン摂取量がどうしても少なくなる日本人にとっては、プロテインを摂取するべきです。
筋肉トレーニングや運動をする人にとって、プロテインは非常に重要なサプリメントになります。
人気プロテイン
多くのメーカーから、成分配合量の異なる複数種類のプロテインが販売されているため、日本で手に入れられるプロテインだけでも100種類以上あります。
その中でも特に日本国内で人気のあるプロテインメーカーは以下6社ではないでしょうか。
プロテイン選びの課題
プロテイン購入を検討された方なら全員わかってくれると思いますが、プロテイン選びには2つ課題があります。
- 味のバリエーションが多すぎる
- 種類が多すぎる
味のバリエーションが多すぎる
他記事にまとめておりますが、私たちユーザーにとって味の選択肢が多いことは大歓迎ですが、多すぎるあまり、どの味を購入すべきかわかりません。
この課題については、私がいろいろと飲み比べをし、私の味覚にはなるのですが、グラフにまとめました。
■国内プロテイン フレーバー飲み比べ

種類が多すぎる
本記事では、この課題にフォーカスします。
上記の通り、国内では100種類以上のプロテインが入手可能です。
ものすごく多いですよね。
プロテインの種類が多いことは、プロテインの味の種類が多いことと同じで、ユーザーの私達にとっては、選択肢が多いため歓迎すべきことです。
しかし、あまりにも多すぎるため、どれを買えばいいのか非常に迷います。
プロテインの選び方
ではどうしたら、自分の設定したゴールにあったプロテインを100種類以上の選択肢の中から選べるのかを考えました。
私はエンジニアという仕事上、どうしたらロジカルに説明して上司や取引先に納得してもらえるかを日々考えています。
どうすればこれからプロテインを購入する人にとって、最適なものを選べるのか?
そこで行き着いたのが、各プロテインの成分で表現したグラフ化です。
各プロテインの成分をグラフで表現すれば、その方のゴールに沿ったプロテインを提案できると考えました。
そこで、全商品とはいきませんが、以下の国内人気プロテイン6メーカの計9種類のプロテイン成分をグラフでまとめました。

国内人気プロテイン9種類 成分比較
国内人気プロテイン 成分比較
国内人気プロテイン9種類をグラフ化した結果が以下になります。

グラフは以下の軸で整理しました。
縦軸:タンパク質の配合割合
横軸:1スクープの摂取カロリー(各プロテインによってスクープサイズが異なります)
国内人気プロテイン9種類全てにおいて、たんぱく質配合量70%以上の素晴らしい商品であることが分かります。
しかし、このグラフだけでは、あなたがどのプロテインを選ぶべきかは分かりません。
次の項目からあなたが選ぶべきプロテインを考えていきましょう。
スクープサイズ
各社のスクープサイズは以下になります。
そのため、グラフ横軸の1スクープ(1食分)のカロリーは、スクープサイズが大きいほど大きくなる傾向になります。
※今回はあなたが目指す体型を実現するために選ぶべきプロテインの選定をするため、スクープサイズによってカロリーが異なることは考慮しておりません。
プロテインメーカー | 1スクープサイズ(1食分) g |
---|---|
マイプロテイン | 15.0 |
Optimum Nutrition | 30.4 |
beLEGEND | 29.0 |
SAVAS | 21.0 |
VALX | 30.0 |
DNS | 30.4 |
目指すゴールの設定
プロテイン選定において、あなたがトレーニングを行いどんな体になることを目指すのか?
まずは、あなた自身のゴール設定が必要になります。
目指すゴールを大雑把に分けると以下4つのカテゴリーに分けられます。
- アスリート体型
- ゴリマッチョ体型
- 細マッチョ体型
- 体づくり(増量)
アスリート体型
アスリート体型のイメージは以下の通りです。
男性:トレーニングで体を大きくしつつも、体脂肪を減らして絞っていく体型
女性:ほんのり筋肉がありつつ、体脂肪を減らして絞れていくメリハリのある体型
ゴリマッチョ体型
ゴリマッチョ体型のイメージは以下の通りです。
男性:トレーニングで体を大きくしつつ、少し脂肪のついた一番体が大きくみえる体型
女性:メリハリがついた体型を目指すために、筋肉をつけつつやや脂肪のついた体型
細マッチョ体型
細マッチョ体型のイメージは以下の通りです。
男性:体は大きくさせず、ほんのり筋肉がついて絞れている体型
女性:体は大きくさせず、絞れた体型
体づくり(増量)
体づくり(増量)のイメージは以下の通りです。
男性:トレーニングで体を大きくしつつも、体脂肪を減らして絞っていく体型
女性:ほんのり筋肉がありつつ、体脂肪を減らして絞れていくメリハリのある体型
トレーニングを行い筋肉をつけていくために、まずは体を大きくする増量を目指している状態
プロテイン 選び方
上記4つのカテゴリの中からあなたが目指す体型は決まりましたでしょうか?
私はゴリマッチョを目指しているため、ゴリマッチョになるために必要なプロテインを選定して購入しています。
プロテイン カテゴリ分け
前述した、プロテイン成分のグラフは大きく分けて4つのカテゴリに分類できます。
- カテゴリA:高タンパク質、低カロリー
- カテゴリB:高タンパク質、高カロリー
- カテゴリC:低タンパク質、低カロリー
- カテゴリD:低タンパク質、高カロリー

プロテイン カテゴリ と 体型の関係
プロテインの4つのカテゴリと、皆さんが目指すゴールの体型はマッチします。
プロテインのカテゴリ4種類と、目指す体型4種類を色分けすると以下になります。

アスリート体型
アスリート体型を目指していくためには、高タンパク質で、低カロリーを摂取する必要があります。
そのため、高タンパク質で低カロリーのカテゴリAのプロテインを摂取することをお勧めします。
アスリート体型を目指す方におすすめのプロテインは以下3つあります。
ここに該当するのは全てマイプロテインのプロテインです。
マイプロテインのプロテインは、タンパク質割合が80%以上であり非常に優秀です。
またスクープサイズが25gと、他のメーカとは異なりスクープサイズが小さいということもあり、低カロリーに該当されます。
よりアスリート体型を目指していくには、特に高タンパク質で低カロリーの以下2つをお勧めします。

ゴリマッチョ体型
ゴリマッチョ体型を目指していくためには、高タンパク質で、高カロリーを摂取する必要があります。
そのため、高タンパク質で高カロリーのカテゴリBのプロテインを摂取することをお勧めします。
ゴリマッチョ体型を目指す方におすすめのプロテインは以下2つあります。

細マッチョ体
細マッチョ体型を目指していくためには、程よいタンパク質量で、低カロリーを摂取する必要があります。
そのため、タンパク質量が多すぎず低カロリーのカテゴリCのプロテインを摂取することをお勧めします。
細マッチョ体型を目指す方におすすめのプロテインは以下2つあります。

体づくり(増量)
体づくりのために増量をするためには、高カロリーを摂取する必要があります。
そのため、高カロリーのカテゴリDのプロテインを摂取することをお勧めします。
これから体づくりを始める人には、運動に必要なたくさんエネルギーを確保することが求められるため、以下2つのプロテインをお勧めします。
カテゴリBのプロテインは体づくりに最適であるため、以下プロテインをお勧めします。
もちろんカテゴリDだけでなく、同様に高カロリー領域であるカテゴリBの以下プロテインもお勧めです。

最後に
今回は、国内人気プロテイン プロテインの選び方 についてまとめました。
日本国内で手に入るプロテインで100種類以上あり、どのプロテインを購入すべきか非常に迷います。
そこでタンパク質配合量とプロテインのカロリーから、目指すべき体型に合ったプロテイン選びの観点で、ロジカルに皆さんが理解しやすいまとめ方を考え、2軸のグラフで整理し、4章限に分けてご説明いたしました。
みなさんのプロテイン選びのご参考になれば幸いです。
■プロテインの選び方 マイプロテイン編
